卒論 ~自分探しの旅~

「こじらせ神」としての遺書

2019-01-01から1年間の記事一覧

遺書〜令和元年六月二十六日〜

拝啓 この文章を読んでいるということは、貴方様はきっと私と何らかの形で繋がりがあったのでしょう。家族、友達、同級生、かつての恋人、あるいはTwitterのフォロワー……それがどんな形であれ、何らかの形で貴方様と私にはご縁があったということなのですね…

生まれて初めて一人で特急に乗った話

これを書いている今の私は、タイトル通り特急電車に乗りながら自宅に帰ろうとしているところである。 散々な目にあった。思い返すだけで気持ち悪くて全身(主に腕)を掻きむしっている。わざわざ510円かけて特急に乗って、ブログを書きながら自分の腕を掻い…

狼男と恋する腐女子

ある人物の話をしよう。私と親友との関係に大きな影響を及ぼした、「彼」の話を。 そのノートに「彼」の存在が初めて登場したのは、このような文章だった。 『文化祭の準備が始まった頃、私は親友から【暴力的なクラスメイトの男子】の話を聞くようになる。…

倦怠感に溺れて

さて、昨日私が思いのままに綴った文章を読んでみて思った。 ひたすらに読みにくい。 あと面白みがない。 ・・・という訳で、今回はできるだけ読んでいて面白いと言われる文章を書こうと思っているのだが、内容が内容なので面白い文章を書けるかどうか不安であ…

満員電車に揺られながら

高校時代の話をしよう。とはいっても私はついこの間まで高校生だったわけで、つまりはたったの3年と2ヶ月程度前の回想ということになるのだが―あの頃の私は今よりも未熟で、幼くて、純粋だった……ように思う。そうして当時の私が体験した数々の出来事は、もぎ…