卒論 ~自分探しの旅~

「こじらせ神」としての遺書

倦怠感に溺れて

さて、昨日私が思いのままに綴った文章を読んでみて思った。

 

ひたすらに読みにくい。

 

あと面白みがない。

 

・・・という訳で、今回はできるだけ読んでいて面白いと言われる文章を書こうと思っているのだが、内容が内容なので面白い文章を書けるかどうか不安である。

ちなみに今の私はパジャマ姿に寝癖のついただらしない姿でパソコンに向き合っている。朝起きようとする身体が重くて起きられず、学校を休み布団に潜って一日の大半を過ごし、夕方になってようやく布団から起き出し今に至るというわけだ。格好はともかく、パソコンに向き合って文章を書いている分昨日よりはマシなものが書けるだろう・・・と思いたい。

それでは今日も今日とて、こじらせ女子を極めた私の自分語りに付き合っていただきたいと思う。最後まで読んでいただければ幸いである。

 

 

さて、前回の続きを書く前に、私という人間についてある程度おさらいしておこうと思う。

いつぞやのブログにも書いた通り、私は、とにかく周囲から影響を受けやすい人間である。

小学生の頃から、周りの女の子たちが可愛い女の子のイラストの絵を描いているのを見て自分も絵を描き始め、一人の同級生の女の子の絵柄を真似して描いてその子に怒られたことがある。今の私がアニメ好きなのも、小中学生の頃の親友(前回から登場している親友とはまた別人である)が読んでいたラノベを貸してもらって読んだことがきっかけであるし、中学生の頃に恋愛感情を抱いていた女子の友人(私がこの時女子に対して恋愛感情を抱いていたことについてはまた後日まとめようと思う)の好きな男性アイドルを好きになったりもした。

要するに、私の趣味嗜好が果たして本当に自分自身の趣味嗜好なのかと問われると怪しくなってくる。私の趣味嗜好は私の周りの人間―とりわけ私と親しいもしくは私が興味関心を抱いた、あるいは強く執着した人間の趣味嗜好でできているのである。

・・・と、こういった話を延々と続けるとめんどくさくなってくるので、そろそろ本題に移ろう。

 

 

親友から「メンヘラ神」についての話を聞いた私は、自分自身でメンヘラ神のことをネットで調べ、彼女の書いたブログやTwitterの履歴を見たりした。そこから伝わってくるメンヘラ神のイメージは、「メンヘラ」というワードから私のイメージしていた重苦しいものは一切感じられず、明るく、溌剌とした人柄だった。彼女の文章はとても読みやすく面白かったし、彼女の目指していた「メンヘラを救うコンテンツ」というものが一目で見て取れるものだった。とはいえ、その頃の私は親友ほどメンヘラ神を信仰し始めるとかそういったことはなく、「親友が信仰している人物」として記憶の隅に留めておいただけだった。

 

実は当時の私は、メンヘラというものが嫌いだった。だから親友が「死にたい」と私に伝えてきたときは少なからず嫌悪感を抱いたし、メンヘラ神という人物に酔狂する理由もよく分からなかった。

それに加えて私は、親友のこともよく理解できなかった。クラスメイトをキャラクターにして妄想する楽しみだとか、大して顔がいいわけでもない(この辺りは個人のタイプとかもあるので声を大にして言えることではないが)、それでいて暴力的かつ口が悪いクラスメイトの男子に「萌え」を見出すところとか・・・(この「暴力的なクラスメイト」についても後々詳しく書こうと思う)。

しかし、私は親友のことが好きであった。もちろん恋愛的に、というわけではなく、話していて楽しくて、一緒に過ごす時間はとても充実していて、それでいて彼女は自分にないものをたくさん持っているように思えた。だから私は彼女のことを理解しようとし、彼女を肯定し、彼女に同調し―いつの間にか私は彼女に影響を受け、彼女に染まろうとしていた。・・・今思えば、その頃から私は親友の存在にかなり依存してしまっていたのかもしれない。

 

 

・・・と、過去の自分についてある程度語ったところで、今の私について語ろうと思う。

 

今の私は、重度のメンヘラである。

 

・・・読んでいて想像がついた人も多いのではないだろうか。まさにその通りである。

今の私は、人の温かさに飢え、たまに薬に溺れ、常に自殺願望を背負っている、典型的なメンヘラで、ろくでなしだ。昔の自分が見たら毛嫌いしているであろう人種である。

この文章を読んでいる大半の方々は、私が親友に完全に染まりきってメンヘラになったのだと想像することだろう。あながち間違いではない。

しかし、私が精神を病み、メンヘラに陥った本当の理由は、彼女を失ったことに起因している。

 

―これは、私がかけがえのない一人の友を失い、自我の崩壊を起こすまでを描いた、備忘録である。

 

 

 

 

......To be continued